九都県市合同防災訓練2013(日本工業大学会場)

1 目的
(1) 防災訓練(準備期間を含む)を通じて、防災関係機関の連携を検証するとともに、防災関係機関相互の協力の円滑化を図る。
(2) 住民一人一人が日常及び大震災発生時において「自らが何をすべきか」を考え、また、自治会等の活動を通じ、地域における災害に対する準備を講じる契機となるよう、自助・共助の意識高揚と知識の向上を図る。
(3) 東日本大震災から得た防災対策上の様々な課題を踏まえ、本県の災害対応能力の向上を図る。
2 日時
平成25年8月31日(土)9:00~12:00(防災フェア:~13:00)
3 会場
白岡市立南中学校・白岡市総合運動公園(白岡市千駄野356番地1)、日本工業大学

2013年8月31日撮影

日本工業大学での訓練にあわせて周辺住民は避難訓練を実施

集合所から訓練場に向かう

5分ほどで日本工業大学に到着

日本工業大学では講義中との想定

地域住民らも到着して、訓練開始を待つ。

午前9時、白岡市直下を震源とするM6.9の地震が発生し、白岡市内で震度6強の揺れを観測

シェイクアウト訓練実施

シェイクアウト訓練とは、様々な人たちが様々な場所で同時に行う訓練

シェイクアウト訓練の参加者は、地震災害発生時に「安全行動の1-2-3」を行います。
●姿勢を低く!
●体・頭を守って!
●揺れが収まるまでじっとして!

揺れが収まったので室外に避難

順序良く

外では、全員が避難できたか点呼

次々に避難者が集まる

地域住民らも避難

波多野純・・学長も避難・集合場所に

けが人発生との報

担架で救出

火災発生の報

火炎が見える

消火器で一次消火

鎮火

さらに大規模な火災

自衛消防隊の放水

鎮火に至る

避難所設置に欠かせないトイレの設置

日本工業大学ではトイレ設置のための汚水施設を設置

その上に簡易トイレを設置

災害派遣の自衛隊が到着して給水や炊き出し態勢を整える

消防、防災航空隊も体制を整える

炊き出し実施部隊も編成作業終わる。

訓練に参加した人は体育館に移って救急救難訓練を実施

学生と地域の人が交流しながら訓練に参加

そのとき、ヘリコプターが到着。

訓練・実状視察に上田清司・埼玉県知事がヘリコプターから降り立つ。

波多野学長らが出迎え

訓練状況を説明

救難救急訓練を視察

炊き出し訓練担当者をねぎらい

東日本大震災での自衛隊の活動パネルに足を止める

日本工業大学のトイレ設置訓練にはさまざまな質問も

短い時間ではあったが、分会場である日本工業大学にも足を運ぶなど、県民の安心・安全・命を」守る姿勢を強く訓練参加者に印象付けた。

上田知事は白岡市のメイン会場に移動したが、体育館では訓練が続く

真剣に講習を受ける学生たちの姿が印象深かった。

ヘリコプター発着場(グラウンド)には、自衛隊の輸送ヘリが到着

物資を積み込む訓練を行って

すぐに飛び立って行った。

なお、今回の訓練は九都県市合同防災訓練ということで、さまざまなヘリコプターを見ることができ、ヘリファンも訪れていた

おなじみ埼玉県の防災ヘリ

救助訓練を紹介してくれたのは茨城県の防災ヘリ

救助のための隊員の降下

その妙技

救助

火災消火のため

群馬県の防災ヘリ

横浜消防局の防災ヘリ

ヘリだけではなく隊員の交流も

そして、東京消防庁の防災ヘリの4機が駐機

消火活動のための訓練給水

地域の消防隊員の機敏な動きには思わず拍手も

給水を終わったヘリは次々に飛び立つ

その雄姿

横消の文字が鮮やか

「頑張ってくれ」と手を振る

なお、九都県市合同防災訓練(日本工業大学会場)は、炊き出し給食で散会となった。